Villa Toiture / 屋根の家

所在地:フランス・マントノン
主要用途:個人住宅・温泉宿泊施設
延床面積:150 m2
敷地面積:2,000 m2


敷地のあるMaintenon(マントノン)市はフランス・パリ市から南西に65km、夫婦と子の3人家族が住むパリ郊外のこの住宅は、

パリ郊外の特徴的で広大な敷地と大部分を占める林にひっそりと佇む住宅として計画した。住宅は家族の住居以外にも、週末にはパリで暮らす人々をゲストとして受け入れる週末の家となる。
日本人の妻が日本の文化を異国の地フランスにて伝達しようという試みから、週末のみパリ郊外のこの住宅で日本語教室や日本食の料理教室、他にも様々な日本の文化に対する教室の開講、そして人々を日本の文化と接することのできる週末くつろげる家として設定した。

全体をひとつのリビングでつなぐ。広大な敷地の周囲をぐるりと回遊できる廊下のようにリビングが配置される。このリビングはこの住宅の通路でもあり、家族のリビングでもあり、ゲストのリビングでもある。
日本語教室や料理教室など日本文化伝達の場もすべてこのリング上のリビングに並べられ、和のアクティビティの輪となる。
他室へのアクセスの基軸となるのがこのリビングで、人の生活の中でのパブリック要素を持つ「食」を抽出して連続させた。
食を中心に生まれるコミュニケーションは、日本という異文化をフランスという異国の地で互いに共通の要素として人々は集い、新たな交流を楽しむ。